『相関社会科学』は、既存の専門領域にとらわれない、新しい学際的な社会科学研究の発信を目的として創刊され、このたび第28号を発行することになりました( 刊行は2019年3月)。原稿の募集は以下の要領でおこないますので、ふるってご投稿ください。

1.投稿内容

 相関社会科学は、社会科学の基礎領域である、法、政治、経済、社会についての学問的知識を横断的にとらえ、アクチュアルな社会現象を理論的・思想的な側面と実証的・分析的な側面の両方から総合的に解明することを目的とする学問です。こうした相関社会科学の趣旨に沿う、独立した内容および結論を有している未発表の学術研究論文を投稿してください。投稿された論文は、複数のレフェリーによって厳正に審査されます。

2.原稿分量

 投稿論文の分量については、16000〜24000字厳守とします。

 使用言語は日本語とし、原稿作成はワープロ、パソコン等でお願いします。

3.締め切り

原稿の締め切りは、2018年6月22日(金)【必着】

4.投稿の申し込み

投稿ご希望の方は、下記の要領で必ず事前に申し込んでください。この申し込み手続きをしなかった場合、投稿は認められませんのでご注意ください。

投稿ご希望の方は、5月4日(金)までに、@「論文タイトル」(仮題可)、A「論文のキーワード」3つ、B氏名、C住所、D電話番号、E電子メールアドレス、F所属を明記した紙媒体を封書にて、電子ファイル(word形式)をメールにて本誌編集委員会までお送りください(必ず2つの形式でご提出ください)。

問い合わせ・送付先

e-mail: kss2007@waka.c.u-tokyo.ac.jp

153-8902    東京都目黒区駒場3-8-1東京大学大学院総合文化研究科
国際社会科学専攻 相関社会科学コース
『相関社会科学』 編集委員会   (助教・
山本理奈)

問い合わせの際は、原則として上記の電子メールアドレスまでお願いいたします。そうでない場合、対応できませんのでご了承下さい。  

掲載された論文は、原則としてPDFファイル形式で『相関社会科学』のホームページ( http://www.kiss.c.u-tokyo.ac.jp/kss.html)に公開いたします。

掲載された論文は、原則として東京大学のデジタル・ライブラリー、UT Repository (http://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/ ) に登録、公開する予定です。


■『相関社会科学』執筆要項■

『相関社会科学』編集委員会 2018年4月

 


■文献挙示の『相関社会科学』方式(改訂版)■

『相関社会科学』編集委員会

【一般原則】


【文献挙示の具体例】

[1]邦文単行書

[例]
東條由紀彦 (1990) 『製糸同盟の女工登録制度:日本近代の変容と女工の「人格」』東京大学出版会.
橋本徹・大森彌(編) (1994) 『過疎地域のルネッサンス』ぎょうせい.


[2]邦文論文

[例]
米谷匡史 (1994) 「丸山真男の日本批判」『現代思想』22(1):136-161.
田村祐一郎 (1984) 「簡易保険の史的展開(1)」『所報』(生命保険文化研究所)68:1-39.
藤田隆則 (1995) 「古典音楽伝承の共同体:能における保存命令と変化の創出」福島真人(編)『身体の構築学』ひつじ書房,357-413.


[3]欧文単行書

[例]
FitzGerald, Frances (1986) Cities on a Hill: A Journey through Contemporary Cultures, New York: Simon and Schuster.
Clifford, James and George E. Marcus (ed.) (1986) Writing Culture: The Poetics and Politics of Ethnography, Berkeley and Los Angeles: University of California Press.
Kirp, David L. and Ronald Bayer (ed.) (1992) AIDS in the Industrialized Democracies, New Brunswick:Rutgers University Press.
Bellah, Robert N. et al. (1985) Habits of the Heart, Berkeley: University of California Press.


[4]欧文論文

[例]
Hofflander, Alfred E. (1966) "The Human Life Value: A Historical Perspective," Journal of Risk and Insurance, 33(3):381-391.
Bloch, Maurice (1992) "What Goes without Saying: The Conceptualization of Zafimaniry Society," in Adam Kuper (ed.), Conceptualizing Society, London and New York: Routledge, 127-146.


[5]翻訳単行書

[例]
Gorer, Geoffrey (1965) Death, Grief, and Mourning in Contemporary Britain, London: Cresset Press. =(1986) 宇都宮輝夫(訳)『死と悲しみの社会学』ヨルダン社.


[6]翻訳論文

[例]
Connolly, William E. (1993) "Beyond Good and Evil: The Ethical Sensibility of Michel Foucault," Political Theory, 21(3). =(1994) 杉田敦(訳)「善悪の彼岸:ミシェル・フーコーの倫理的感性」『思想』846:85-112.

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Web資料の引用について
URLだけでなく、ダウンロードした日付も付記すること。
  例: UNCED (United Nations Conference on Environment and Development),
         Agenda 21, A/CONF.151/26 (Vol. I & II), 1992, http://www.un.org/esa/
         sustdev/documents/agenda21/
 200745DL.
  例: UN (United Nations), Monterrey Consensus, A/CONF.198/11.20, 2002,
          <http://www.un.org/esa/ffd/aconf198-11.pdf>http://www.un.org/esa/ffd/aconf198-11.pdf
 2007103DL.


印刷物とはちがい、Web資料は、最終稿提出後に内容が変更される場合がある。したがって、「執筆時点ではこうしたデータやテキストが載っていた」と主張できる形にする必要がある。
それゆえ、(1)当該ページやファイル自体も自分で保存しておく。そうすれば、プロパティの更新日時などからダウンロードした日付も確認できる。その上で、(2)最終稿提出直前に、当該資料がネット上にあることを再度確認する。
提出前に内容が変更された場合や、Googleなどのキャッシュにしか残っていない場合は、作成者が何らかの理由で廃棄したのだから、原則として使わない。論文にかぎらず、著作物では著作権関係の権利侵害になる可能性もある。
言説分析のデータとして不可欠等の理由でやむをえず使う場合には、ダウンロードの日付の後に、a)もし提出前に変更されたのであれば、「2008110日時点で現存せず」といった形で、最終確認時点の状況を付記する。b)もしキャッシュからの再掲載であれば、自分がダウンロードした日付だけでなく、例えば「Google20073301:58に保存されたhttp://www.un.org/esa/sustdev/documents/agenda21/のキャッシュより」と、キャッシュ元とその保存時点も書き加えておく。
なお、Web上に現存しない資料はもちろん、現存しても作成者が匿名の資料(例えばwikipediaの記載)も、学術的には信憑性に大きな疑問がある。それゆえ、本文中で参照・引用する際にも十分注意する必要がある。

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