第27号(2018年3月)
- 韓国における主婦の変容とイデオロギー化 ― 1960年代以降の「主婦」をめぐる言説とその経路 (柳采延)
- 空き家と家主はどのように変わったのか ― 『空き家実態調査』を対象として (佐藤和宏)
- 【社会調査報告】序(市野川 容孝)
- 【社会調査報告】大学キャリアセンターによる就職支援の実態調査 ― 大学規模/入学難易度/地域性による差異に着目して(吉田航)
- 【社会調査報告】地域型クラウドファンディングの可能性に関する一考察(増田里香)
- 【社会調査報告】反ヘイトスピーチの市民運動― 京都朝鮮学校襲撃事件訴訟をめぐる取組みを事例に(波多野綾子)
- 【書評論文】社会科学の“認識論”(田口雄一朗)
- 【書評論文】血染めの石油の公共哲学 ― L・ウェナーと石油依存の道徳的意味(木山幸輔)
- 【書評企画】序― 平等主義的正義論の新たなる展開に向けて(福原 正人)
- 【書評企画】宇宙的価値・格差の不在・反アドホック多元主義 ― 井上彰の平等主義的正義論の検討(森悠一郎)
- 【書評企画】宇宙的価値としての平等をめぐる疑問 ― 価値理論の検討が不足しているのではないか(宮本雅也)
- 【書評企画】選択能力・行為遂行能力・厚生への機会の平等 ― 「合理的能力に基づく選択責任の構想」に対する考察(阿部崇史)
- 【書評企画】リプライ― 『正義・平等・責任』(岩波書店、2017年)の補遺も兼ねて(井上 彰)