相関社会科学研究会のご案内
相関社会科学コースの教員と学生が中心となって、様々な分野の研究者が専門を越えて交流する「相関社会科学研究会」が不定期に開催されています。最新の研究会は下記の通りです。公開ですので、専攻外の方、院生・学生の方でご関心のある方も、ぜひご来聴ください。
●ロバート・ノージック『アナーキー・国家・ユートピア』出版50周年記念シンポジウム
日時:2024年9月7日(土) 14:00~18:00(入退室自由)
場所:東京大学駒場キャンパス18号館4階 コラボレーションルーム1
開催形態:対面
趣旨:
現代リバタリアニズムを切り開いた記念碑的著作『アナーキー・国家・ユートピア』出版から今年で50年です。
リバタリアニズム思想は本書以後、多様に発展しました。
また、ノージック自身の思想の豊かさも再評価されています。
本シンポジウムでは、新進気鋭の研究者の最先端の報告と討議で、その全体像に迫ります。
司会:阿部崇史(政治哲学、東京大学助教)
報告タイトル・報告者:
・ノージックの最終的なリバタリアニズムの展望
大工 章宏(政治哲学、東京大学大学院)
・平等の理念から再解釈された自己所有権型リバタリアニズムの擁護
榊原 清玄(政治哲学、東京大学大学院)
・ノージックのリスク論再訪
柴田 龍人(政治哲学、東京大学大学院)
・社会的包摂戦略としてのアクティベーション政策の限界——リアル・リバタリアニズムの立場から
平井 智子(社会保障論、三重大学大学院)
コメンテーター:吉良 貴之(法哲学、愛知大学准教授)
お問い合わせ:sophiphobia@g.ecc.u-tokyo.ac.jp
共催:科研費JSPS JP22K01116・JP24H01597