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- 2019年9月16日(月)15:00-18:30
- 場所:東京大学駒場キャンパス 2号館303号室 ( https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_02_j.html )
- テーマ:非帰結主義的考慮の帰結化はどこまで有効か?
- 報告(1): Consequentializing and Normative Decision-Making(犬飼渉)
- 報告(2): 義務論の帰結主義化について(浦野敬介)
- 報告者:
- 犬飼渉(東京大学大学院総合文化研究科博士課程、イェルサレム・ヘブライ大学客員研究員)
- 浦野敬介(東京大学人文社会系研究科修士課程)
- 概要:
- 非帰結主義ないし義務論に対しては、それらの考慮を帰結化することによって、帰結主義の内部に取り込むことができるという議論が近年提示されている。そこで今回のパネル報告では、非帰結主義的考慮の帰結化に関する報告とそれに対するコメント報告とを通じて、この論点についての議論を行う。
- まず犬飼報告は、非帰結主義の帰結主義化が規範的意思決定にどの程度資するのか、特に規範的判断の正当性・規範的判断の確定性・実践的板挟みに際しての熟慮性を満たすのかを示す(犬飼報告では、英語と日本語の両方が用いられる)。
- 浦野報告は、犬飼報告へのコメントを通じて、非帰結主義ないし義務論的考慮を帰結化することの可能性について、さらなる議論を提示する。
- 研究会は公開ですので、専攻外の方、院生・学生の方でご関心のある方も、ぜひご来聴下さい。
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